気になるところをチェック!
福井県民の1日の食塩摂取量(20歳以上)
(出典:令和4年度県民健康・栄養調査、令和4年国民健康・栄養調査)
福井県民の食塩摂取量は全国平均を上回り、“過剰”な状況にあります。
目標に向けて、1日当たり約3~4gの減塩が必要です。
男性の食塩摂取量
女性の食塩摂取量
(出典:令和4年度県民健康・栄養調査)
省塩とは?
「省塩」とは、「減塩」と同じく、食事から摂取する食塩(ナトリウム)を減らすことをいいます。「減塩して適切な食塩摂取」は健康づくりに欠かせませんが、「減塩」と聞くと、“美味しくなさそう” や“物足りなさそう”などのイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
福井県では、「減塩」を“やってみたい”と前向きにとらえて取り組んでもらうよう、「省エネ」とかけて「省塩」という表現で、県民の方の適切な食塩摂取に向けた取組みを行います。
自分のため、周りの大切な人のために、食塩の摂り過ぎを省く「省塩」に一緒に取り組んでみませんか。


食塩をとりすぎるとどうなる?
食塩をどのくらいとっている?
塩分チェックシートを使って、ふだん食塩をどのくらいとっているかチェックしてみましょう。
監修:社会医療法人製鉄記念八幡病院 理事長 土橋卓也、管理栄養士 山崎香織
適切な食塩摂取のポイント
みそ汁、スープなどをよく食べる方
・汁物は具だくさんのものを飲む
・汁物を食べる回数を減らす
漬物、練り製品、魚の干物、ハム、 せんべいなどの食塩が多く含まれる 加工食品をよく食べる方
・加工食品の食塩に気をつける
・加工食品を生鮮食品に置き換える
・食べる回数を減らす
しょうゆやソースなどかける頻度が多い方
・しょうゆやソースはかけずにつける
・味を確認してからしょうゆやソースをかける
うどん、ラーメンなどをよく食べる方
・うどん、ラーメンなどの麺類のスープはできるだけ残す
外食やコンビニ弁当、惣菜などを利用する方、食塩が多く含まれる加工食品をよく食べる方、うどん、ラーメンなどをよく食べる方
・1日の中で食塩の量を調整する
家庭の味付けが 外食と比べて同じ・濃い方
食塩が多く含まれる加工食品をよく食べる方
・減塩商品を活用する
食事の量が人より多めの方
・食べすぎに注意する
コンビニ弁当やスーパーの惣菜などを利用する方
食塩が多く含まれる加工食品をよく食べる方
・栄養成分表示を確認する
スーパーやコンビニなどで売られている食品に含まれている食塩の量は、栄養成分表示で確認することができます。
100g(ml)当たりや1袋当たり、1箱当たりと表記されている場合は、その食品の量に合わせて計算することができます。
食塩相当量は1枚当たり0.05g
2枚食べた時 0.05g×2=0.1g
外食やスーパーのお弁当・お惣菜などを利用する方
・「ふくい100彩ごはん」を活用する
福井県では、飲食店や弁当・惣菜店で提供する低塩分で野菜を多く使用したバランスのとれたメニューなどを、「ふくい100彩ごはん」として認証しています。
令和6年度から、減塩の基準を強化した「省塩プレミアム」メニューを新設しました。
(活用例)
・ランチに「ふくい100彩ごはん」認証店を選択
・お弁当や家での食事に「ふくい100彩ごはん」認証店の惣菜を利用
・町内会の集まりに「ふくい100彩ごはん」認証店の弁当を注文
・「ふくい100彩ごはん」を減塩のバロメーターにする

