月経(生理)のことはなんとなく家族や友だちに相談しづらい…なんてことありませんか?
月経が起こるしくみ
妊娠に備えて、子宮内膜はふかふかのベッドのように厚くなります。
卵巣から卵子が一つ飛び出し子宮に向かいますが、受精しなかった場合は、ふかふかの子宮内膜は不要になるので、剥がれ落ち血液とともに体の外へ流れ出ます。
これが月経で、思春期の初潮から閉経まで続き、おおむね1か月ごとに起こります。
生理痛はどうして起こるの?
生理痛は我慢しないで!
「みんな我慢しているから」「そんなに辛くないから」と痛みを我慢することはありませんか?しかし、痛みの感じ方は人それぞれで、我慢する必要はありません。
①鎮痛剤を使用する
市販の鎮痛薬など、痛みが辛い時は、早めに服用することがポイントです。早めに、または痛みを感じる前に服用したほうが、少ない量でよく効きます。
②体を冷やさない
体が冷えると、骨盤内の血流が悪くなり、痛みが強くなる場合があります。
カイロや腹巻を使用する、体を温める食事をとる、ぬるめのお湯にゆっくりつかるなど、体を冷やさないことがポイントです。
③適度な運動をする
無理のない範囲で、ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチは、血行促進とリラックス効果が期待できます。
ただし、生理痛がひどい時などは、無理せず体を休めることを優先することが大切です。
生理痛だけじゃない!月経トラブル
月経前症候群(PMS)
生理の3~10日前から起こる心身の不調で生理が来ると症状が弱まり、やがて消えていくものです。
症状の程度が強く特にこころの症状が重い場合は、月経前不快気分障害(PMDD)という疾患の場合があります。
①こころの不調
イライラする・泣きたくなる・集中できない・家族や身近な人にやつあたりしてしまう・ぼーっとするなど
②からだの不調
疲れやすい・だるい・乳房のはり・肌荒れ・むくみ・眠気・腰痛・頭痛など
月経不順・無月経
生理周期は、25~38日が正常ですが、当てはまらない場合は月経不順、生理が来ない場合は無月経といいます。
急激なダイエットやストレスによるホルモンバランスの乱れ、不規則な生活に起こる場合もあれば、子宮や卵巣、甲状腺など病気が原因になることもあります。
①頻発月経(ひんぱつげっけい)
月経周期が短く、24日以内の場合をいいます。初潮を迎えたばかりの時期や閉経前には起こりやすい場合もありますが、性成熟期の女性においては特に注意が必要です。
②稀発月経(きはつげっけい)
月経周期が39日より長く、年に10回以下しか月経がない場合をいいます。若年の場合は月経周期が乱れることは珍しくないですが、甲状腺疾患などが原因となっていることもあります。
③無月経
18歳を過ぎても月経が一度も来ない状態を原発性無月経、これまであった月経が3か月以上とまった状態を続発性無月経といいます。
症状が辛い時、心配な時は婦人科に相談を
強い生理痛や体調不調、月経不順が続く、出血量が極端に多いなど辛い症状や心配な症状があれば、早めに婦人科を受診しましょう
関連リンク
・女性の健康推進室ヘルスケアラボ(みんな悩んでる月経のトラブル)
・働く女性の心とからだの応援サイト(月経について)
・日本産婦人科学会(女性の月経周期やライフステージに関する病気)
